学校法人会計 AtoZ
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図書の会計処理③
今回は「雑誌」を購入した場合の会計処理について解説します。
一般的な雑誌は長期間にわたって保存、使用することが予定されていませんので、資産計上せず「新聞図書費支出」「出版物費支出」など経費の勘定科目で処理します。


しかし、学術雑誌など、一定のシリーズをまとめて製本して、資料として保存しておくというものもしばしば見受けられます。
このような雑誌であれば、長期間にわたって保存、使用することが予定されている図書といえますので、「図書」として固定資産計上することになります。


従って、このような製本予定の雑誌についても、通常の図書と同様に台帳を作成し、管理していく必要があります。
また、会計処理としては、雑誌を購入する都度「図書」として固定資産計上していく処理方法と、雑誌の購入時は経費としておいて、製本時に「図書」へ振り替える処理処理が考えられますが、どちらでも問題は無いものと考えられます。
いずれの場合も製本雑誌の取得原価は雑誌の本体の価額と、合冊製本に要した費用の合計額となります。


しかし、雑誌の管理・処理は、その数が多くなる場合や、製本するシリーズが長期に及ぶ場合など、実務的に煩雑になることも考えられます。
そこで、簡便的な方法として、
雑誌の購入時は経費処理しておいて、製本時にその合冊製本に要した費用を取得価額として「図書」に計上するという方法も認められています。
この場合、合冊製本に要した費用のみが製本雑誌の取得原価になります。


正直なところ、内容に価値があるため資産計上するはずの図書なのに、製本費用のみを取得価額として計上することには少し納得がいかないところがありますが、実務的にはとてもすっきりとした処理が行えます。


【参考】「図書の会計処理について(報告)」について(通知)雑管第115号

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