学校法人会計 AtoZ
学校法人会計に関する情報をお届けします。
学校法人会計基準の改正② -活動区分資金収支計算書を新たに作成する-
1.資金収支計算書について、新たに活動区分ごとの資金の流れがわかる「活動区分資金収支計算書」を作成すること(第14条の2第1項関係)


資金の流れがわかる計算書類の一つとして、新たに活動区分資金収支計算書を作成することになります。


「新たに作成する」ので、これまでの「資金収支計算書」は維持した上で、追加的に活動区分資金収支計算書も作成するということになります。


資金収支計算書は補助金の配分の基礎となる資料なので、これは残した上でより有用な情報を提供する新たな計算書類を作成するということにのようです。


活動区分資金収支計算書は、資金収支を「教育活動」「施設整備等活動」「その他活動」の3つの区分に分けて、資金の流れを表示していきます。


それぞれの区分で表す資金の流れの概要は以下のような内容になります。

「教育活動」…教育活動(研究も含む)に関する収支
(例:学納金収入、手数料収入、補助金収入、人件費支出、教育研究経費支出、管理経費支出)

「施設整備等活動」…施設や設備の購入・建設等の施設整備活動に関する収支
(例:施設関係支出、設備関係支出、寄付金収入(施設設備関連)、補助金収入(施設設備関連))

「その他活動」…その他の活動に関する収支(主に財務活動)
(例:借入金等収入、借入金等返済支出、有価証券購入支出、有価証券売却収入、受取利息・配当金収入)


株式会社の作成するキャッシュ・フロー計算書と同じような区分になったイメージです。

また、資金収支計算書にある、調整勘定(未収入金、前受金、未払金、前払金の調整)は、活動区分資金収支計算書でも維持され、それぞれの活動毎に区分して表示していくことになります。
従って、収支の最終数値は資金収支計算書も活動区分資金収支計算書も一致することになります。


このような、活動区分毎の収支が表示されることで、例えば、教育活動で得られた収入で、施設整備に関する支出をまかなうことが出来ているか、出来ていないのであればどのような財務活動(借入など)によってまかなっているのか、といった視点で資金の流れを把握することができるようになります。


【参考】学校法人会計基準の一部改正について(通知)(25文科高第90号)

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://gakkokaikei.com/tb.php/29-97f3bf5b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
検索フォーム

プロフィール

鈴木公認会計士・税理士事務所

Author:鈴木公認会計士・税理士事務所


 格安かつ高品質の会計監査をご提案しています!

 ・必ず今よりも安い監査料をご提案いたします。
 ・大手大学から幼稚園まで幅広い監査の経験を持った公認会計士が監査をします。
 ・日本全国どこでも出張して監査をいたします。

 TEL:03-6869-1900
 FAX:03-6701-7500
 MAIL:info@su-kaikei.jp
 URL:http://gakkokansa.com/

にほんブログ村 士業ブログ 公認会計士へ



注意事項

 情報は全て掲載日時点の法令等によっています。
 掲載内容については、万全を期しておりますが、個別の事情により取り扱いが異なる場合等があります。
 掲載内容に基づく実務処理を行う場合には、専門家に相談の上行うか、十分に内容をご検討ください。
 また、内容が理解しやすいように厳密ではない解説をしていることがあります。

 掲載内容の利用により損害が発生することがあっても、一切責任を負いかねますのでご了承下さい。

RSSリンクの表示

QRコード

QR