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有価証券の評価と表示方法
今回は、学校法人会計における、有価証券の評価について解説します。


企業会計においては、金融商品会計基準に従って有価証券をその保有目的により区分し、それぞれの区分に応じて、会計処理を行っていきます。


しかし、学校法人会計においては、資産の評価は取得価額によることとされています(基準第25条)。
従って、有価証券もこの原則通りに、保有目的に関わらず取得原価により計上し続けることになります。


ただし、取得価額と比較してその時価が著しく低くなった場合には、その回復が可能と認められるときを除き、時価に評価替えを行い、評価損失を計上します(基準第27条)。


時価が著しく低くなり、評価替えを行ったときの評価損失は「資産処分差額-大科目」
「有価証券評価差額-小科目」で処理します。


評価損失をどの勘定科目で処理するかについては、基準上明確にされておらず、管理経費で処理すべきであるとの考え方もありますが、評価換えによる損失額は、日常の法人業務から派生する法人運営のための経費ではありません。
その性格は、資産の価額を強制的に引き下げるものであり、資産の処分に伴う損失額と同じであると考えられるため、上記のような会計処理となっています。


【参考】学校法人会計問答集(Q&A)第13号 有価証券の評価等について

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